【the pillows NOOK IN THE BRAIN TOUR】TSUTAYA O-EAST 2017.5.14 sun ネタバレなし

久々にthe pillowsをライブハウスで観た。最近ではフェスでばかり観ている気がする。

うっかり目に留めてしまった人の為に、先に言っておくと、ツアー始まったばかりなので、ライブに関する感想はここには一切書いてないです。(下書きに書き留めてある)ツアーファイナルも行く予定なので、その時に備忘録として一緒にあげようと思っている。

ただ、ここ数年ライブで味わったことのない感情に揺さぶられたので、その気持ちだけ残しておきたいと思った。

今の私にとってのライブは趣味の中の一つになっていて、音楽が生活に密着しているというのは、その時々にあった記憶の補助的存在で、聴くとその頃考えていた事とか、景色とか、匂いとか、色合いを思い出すものだったり、その空間を楽しむためのものだったり、気持ちよく踊れるようなもの、単純に音を楽しむものになっている。

もっと前、具体的に言うと、10代の頃のライブや音楽に対しての距離感は全然違った。

よく、音楽で救われた、って言葉を耳にするけれど、大袈裟じゃなく、そのくらい生活に切り離せないような力が音楽にはあった。

先日のNOOK IN THE BRAIN TOURはそれを強烈に思い出すようなライブだった。

私事になるけれど(ってこのブログ自体が全て私事だけれど)、数年前から色々なタイミングが重なって、自分のこれからについて考えるきっかけが出来た。そして考えた結果、そこに向かって、牛も政治家もびっくりの牛歩具合で今も進んでいる。(僅かではあるが進んではいる)

進んでいるとは書いたものの、きっと、もっと時間をかけなくても出来たことはたくさんあって、ここ数ヶ月、数年かな、自分と関わってくれた沢山の人達の大事な時間を預かったままだ。

決して諦めている訳では無いのだけれど、進む先々で、割と大きな壁にぶつかった。それはその業界の仕組みそのものだったり、法律だったり、諸々の事情だったりと色々で、何度か方向転換(別の切り口を探す)せざるを得ない状況をこの数年間で味わい、なんだかもやもやとした日々を今も過ごしている。

そんな中での、一昨日のライブ。

思いがけなく久々に聴いたある1曲で、身動きが取れなくなった。色んな感情が一気に噴き出してきて、食い入るようにその時間を大切にした。周囲の気配も全く感じなかった。自分でもびっくりするぐらい集中していたのが、次の曲に入ってもまだ肩に入った力が抜けない事でわかった。

過去、沢山の場面で行き詰まる度に、私を奮い立たせてくれていた大切な1曲を思い出せてよかった。

久々に音楽の持つ大きな力を感じて、私が思う、ライブの醍醐味を味わえた事が嬉しくてしょうがなかった。

まだ頑張れると思った。

年々、歳をとり、興味の対象も増えて、分散したり、変化したり、一つに費やす時間と予算の割合がどうしても減っていく。そんな中で、フェスは好きなバンドを効率良く観れるお得感が否めない。勿論、ロケーションを楽しんだり、新しい音楽との出会いの場でもあり、フェスの価値はそれだけじゃないけれど、思いがけない曲との出会いは、フェスじゃなかなか味わえないものがあるなぁと、改めて、ライブハウスに足を運び続ける楽しさを思い出せた貴重な一日だった。

全盛期ほどでもないけれど、まだまだ現役でライブハウスに通っている私でも、時々そんな思いがけない体験がある。最近音楽から遠ざかってたなぁと感じた時こそ、ライブハウスに足を運び、好きなバンド(かつてよく行っていた)のライブを観ることで、思わぬ体験が出来るかもしれない。

何が言いたいかというと、the pillowsはやっぱり素晴らしい。ということです。

maple169 について

極めて雑食を露呈
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